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こだわり

なぜ?無施肥(無肥料)栽培

(有)川原農産では、平成28年よりたんじゅん農を採用し、無施肥(むせひ)によるお米の栽培は今年で3年目となります。

なぜ無施肥なのか?

一般的に肥料を入れなければ作物は育たない。と考えられております。

しかしながら、その一般常識とは逆行した動きをなぜとるのかと言われれば、納得した理論と言うか仮説があります。

 

以下は、(有)川原農産 代表の川原應貴の仮説です。

全ての物質は、自然の法則にそってバランスを保とうとしています。

例えば、自分の体をイメージしてください。砂糖を使った料理や飲み物を飲食すると、血糖値が急上昇します。

身体は、血液中の血糖を正常値まで下げようとインスリンを分泌します。

これと同じように、田畑の土もまた理想のバランスを保とうと、必要に応じた雑草が生えると言われています。

肥料の三要素(窒素・リン酸・カリ)の純度の高いものが田畑に投入された場合はどうでしょうか?

元々必要としていたバランスを、肥料によって崩され、理想のカタチに戻そうと働くと仮定したら、肥料分をその土地から排除しようと働くはずです。

約30年近く前に社会科の授業で社会問題になっていた事案に砂漠化と言うものがありました。

化成肥料を多用する事で土地がやせて砂漠が広がっていくと言うものでした。

人間基準、人間都合、人間本位で作物の量産をもくろんだ結果土地をやせさせてしまっているのではないでしょうか?

 

切り上げ剪定で、無肥料無農薬栽培の道を歩んでおられる道法さんと言う方がおいでです。

道法さんの剪定講習会を受講し、植物ホルモンの働きを学ぶと、なおさらの事肥料が不必要なものであるという事がわかりました。

 

窒素は植物に吸収されるとジベレリンが増加するという事です。

ジベレリンは植物を活性させ肥大化させるホルモンですが、糖度が低下したり旨味が低下したりと働くようです。

つまり肥料を使うと食味が落ちるというのは必然の話だったのです。

また、エチレンやアブシジン酸などが減少するそうです。

エチレンやアブシジン酸は、病害虫に強くなる抵抗力を上げる物質です。

つまりは、肥料をやることで、植物の抵抗力を下げ、弱らせるから農薬によって防除する必要が出てくるのです。


肥料無しで、どうやって植物が育つのだ?田んぼには稲刈り時に稲わらを戻しているが、籾の部分はそっくり田んぼから、持ち出している。その持ち出しの部分の補てんをしなければ、収穫量が落ちるじゃないか。

と言うのが一般的な見解です。

しかしながら、窒素は空気中に豊富にあるし、特段あえて加える必要はないのです。

それでも納得がいかない方はイメージをお願いします。

植物を育てる時にまず必要なものは、水です。水が無ければ発芽ができません。

その水は、純水ではなく、雨が野山に降り注ぎ土中のミネラルを蓄え、小川や川となり田畑に利用されます。

奥能登では、標高の高い山が無いため水源が乏しく、各所ため池があり利用されています。

要するに、水が命の素であり、常に外から田畑に入り込む水にこそそのエネルギーと栄養素があると仮説します。

だから、肥料を投入しなくても植物は育つのです。

 

野山を見ればその答えがそこにあります。

誰かが耕し土の中に肥料を混ぜ込んでいるでしょうか?

病害虫に襲われそうだからと、野山に農薬をまく人がいるでしょうか?

誰もまいてはいません。ですが毎年青々と木々は育っています。

誰も耕さず、植物が自ら落とした葉っぱや枯れ枝などが堆積しただけです。


そう、これだけだと自然農でいいのではないか?となってしまいます。

しかしながら、野山には多種多様な植物が入り乱れて生きており、ある程度の生産量を同じ種類の作物で栽培して収穫する事を目的とした農の場合は自然とは違います。

だからこそのたんじゅん農だと思っています。

必要とあらば使えばいい。必要なければ使わなければいいと言う理論です。

 

(有)川原農産が行うのは、農業であり食糧生産を行う事であり、お客様に安定的に食を供給する事が目的であり使命です。

そしてお客様のお身体がより健康に健全になる食物をお届けする、その最善の方策が無施肥栽培だと考えております。

 

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