美味しい白ご飯の炊き方
いろいろなところで美味しいご飯の炊き方が、ネット上でも検索すれば出てくる現代ですが、そんな中でも美味しく炊くときどうしたらいいの?との質問も時々受けます。
そこで、改めて(有)川原農産 代表 川原應貴が美味しいと思う炊き方をお伝えいたします。
1.固めがすきですか?柔らかめがすきですか?
ご飯には色んな味わいがありますが、大きく分けると、この食感で一つ違いが出ると思います。
固めが好きな人、柔らかめが好きな人それぞれにあわせる炊き方のコツは、水です。
水の量での調整もさることながら、研ぎ時間、漬け置き時間、水温でも変化はしますよ。
この水と品種のバランスで粒がしっかりしたり、潰れたりもするわけです。ですので、ご飯を炊くときはいつも同じ!ではないのです。
是非、その違いを楽しんでみてください。
ご飯の米研ぎや、下準備が倒くさいとお感じの人もおいででしょうが、ここが面白いところですよ!
ここの微妙な違いで、ご飯の美味しさや表情が変わります。
柔らかめのご飯
最後の水の計量はやや大目にしましょう。
・電気炊飯器の場合、水はメモリ3分の1から半メモリ大目で
・ガス釜など火力での炊飯の場合、水は1合~1合半大目で
漬け置き時間も長めにしましょう。
・30分~1時間以上置きましょう。この時ぬるま湯を使うと更に柔らかく仕上がりますが、粒が崩れる恐れもありますのでご注意下さい。
固めのご飯
最後の水の計量は規定量にしましょう。
・電気炊飯器の場合、規定量にあわせましょう
・ガス釜など火力での炊飯の場合、規定量から半合ほど多めに入れましょう。
漬け置き時間は短めに
・電気炊飯器の場合、研いだあと直ぐに炊飯スイッチを押しても大丈夫です。漬け置き時間無しで炊飯できます。
・ガス釜など火力での炊飯の場合、15分~20分程度つけ置きしましょう。気温水温によって時間は変えましょう。水温が冷たいときは長めに、水温が高いときは短めにしましょう。
品種によって若干吸水性など違いが出ますので、少しずつ変えてより自分のお好みのご飯を探してみて下さい。