奥能登里山だより
川原農産の方向性
コロナウィルス感染症に日本のみならず、世界各国が翻弄されています。
新しい時代への転換期、この時代の狭間で先に未来の希望の光を見出し歩みだす人、過去との変化をきらい時代の変化に順応出来ない人さまざまおいでです。
私ども(有)川原農産もまた、新しい時代に対応した農業のカタチ、販売のカタチを導入しなくてはならない転換期だと受け止めております。
(有)川原農産は、農業の分野において、無施肥・少量施肥によるファスティング農産物の生産を確立していきます。
何ゆえ無施肥・少量施肥での生産なのか?
人も植物も、動物も土壌も一つの命と言う風に見た時に、不要なものが入り込めばバランスを崩し、病気や不具合を生じます。
必要なものが必要な分だけあるとバランスを整え、外的要因に強い状態を作ります。
森を見た時、そこに誰かが肥料をまているでしょうか?
誰かが農薬を散布しているでしょうか?
何もしなくてもそこに毎年青々とした木々や草花が育っています。
近年持続可能な農業のカタチが問われる社会となってまいりました。
肥料への見方も大きく変化し始めています。
大量生産の為に何かを犠牲にする時代は終わったと思います。
有機肥料と言えど、肥料です。肥やす為の材料と言う事です。
我々は、化成肥料も有機肥料も、肥料と言う同じ人間の都合の為に投じる材料だと考えております。
肥料は必要ない。そんな農業で、安定的な収穫量を生産する技術の確立を目指して取り組んでおります。
従いまして、よく無農薬ですか?と問われることがありますが、弊社は違います。
肥料を断ち、余分な成分を入れこまない事でバランスを健全化させていく、人間で言ったらいわば断食、つまりファスティングを土壌や食物に行っていくイメージです。
もし、健全なバランスを保つことが出来れば、病気にも強く元気な作物や土壌になると思うのです。
(有)川原農産は目指します。健全なバランスの取れた生産物を供給し続けられる農業を。
(有)川原農産は、販売の分野において、新しい市場開拓を行い挑戦して参ります。
これからの新しい市場とは、多くの仲間と作り上げる市場です。
ここにHPを構えECサイトを運営する時代は終わりました。
大手ECモールに出店するという事も手数料や条件に阻まれた限界があり、我々のような零細企業ではのし上がる事は至難の業です。
新しい市場とは、異業種の事業者と共に作り上げるお客様や情報をシェアし、共に三方良しになる市場です。
同じ意識、方向性を持つ人達で作り上げることで、景気に左右されず健全な取引がなされます。
我々がそこに関与して、一緒に市場作りをしていく意味とは、製造活動や販売活動の単粗化。つまりは時間や包装などを短縮・圧縮する事でのコストカット。
より生産に時間を割くことが出来る環境づくりです。
そして、より高品質な商品をよりお値打ちな価格でお届けするシステムを構築する事で、お客様の得につながります。
(有)川原農産は、この2本の柱を軸として2021年邁進してまいります。
ご利用いただくお客様には、いつも買えないという不便をおかけしてしまうかもしれませんが、私だけが買える商品私だけが使えるサービスと言った形で、関わるお客様にオトクを感じていただける取り組みをしてまいります。
今後ともよろしくお願いします!
気付きと発見
5年ほど続けている、無施肥栽培。
今年は少量施肥による栽培も織り交ぜた形で展開。
その中で、昨今気づいたことが、取り組んでいるのは作物たちの体質改善。
人間でも体質改善のために取り組むファスティング(断食)。
川原農産が取り組んでいるのは、まさに作物たちのファスティングでした。
今年、春先は天気が良く雨がほとんど降らない状況下。
冬場も雪がほとんど降らず、水不足を心配するほどでした。
7月に入り、梅雨入りとともに長雨の季節となり、日照は減りました。
しかし、川原農産が取り組んだ無施肥・少量施肥の田んぼたちの稲は、
株をしっかりと張って、葉色をどんどん上げていくという、
見ていてとても力強く頼もしい状況です。
収穫してみないとわかりませんが、おそらく私どもの稲たちは大丈夫です。
近隣の雑草にはイモチ病が出ていても、圃場内の稲には全くその気配がありません。
体質改善し、自己免疫を高めていると私は仮説します。
今年の川原農産の稲は、いつにもまして面白いメッセージを私たちに送り続けてくれています。
#ファスティング #ファスティング米 #ファスティング農産物 #川原農産 #奥能登 #輪島
「生もち一膳」販売開始
クラウドファンディングから生まれた「生もち一膳」
いつも川原農産をご利用いただきありがとうございます。
いよいよ本日5月1日から「令和」新しい時代の始まりですね。
今日は新時代にふさわしい新商品をご紹介します。
昨年クラウドファンディングでたくさんの方にご支援いただいた「ちょっこり生もち」を改良に改良を重ね、
本日から「生もち一膳」として販売開始いたしました。
味は「しろ」「玄米」の2種類、1袋4個入り100gで販売しております。
1袋が丁度ご飯1膳分のカロリーで、様々な使い方ができる「生もち一膳」を是非お試しください。
現在は石川県輪島市の道の駅「千枚田ポケットパーク」と自社オンラインショップにて販売しております。
「生もち一膳」公式サイト→ http://namamochi.com/
「生もち一膳」購入ページ→ https://www.kawaranousan.com/shop/products/list.php?category_id=41
※「生もち一膳」は冷凍商品です。つきたてもちを急速冷凍しているため、解凍後はつきたてもちの味がお楽しみいただけます。
加熱せずにお召し上がりいただけます。そのまま食べてもしっかりとしたもちの味を楽しめ、シンプルな味わいの為アレンジを加えてもおいしく食べられる冷凍もちです。
おいしく食べるための解凍方法はこちら→ http://namamochi.com/thawing-method/
色んなタイプのスタッフ募集しています。
奥能登で、ワクワクしながら命を育みませんか?
2019年、新元号に代わる転換期の日本。
(有)川原農産もまた、新しくより力強く成長をするために新しい仲間を募集しております。
(有)川原農産の求人サイトはこちら。
新しい時代の働き方は、より自由でより自分の想いを形にする時代のようにも感じます。
それは今までの働き方からの脱却。
同じようにはいかない分、苦労も有ります。
しかし、その苦労を買ってでも突き進む未来には自分の理想が待っているのです。
貴方は何をして生きたいですか?
生きる為に何をして生きますか?
貴方にとっての生きるとはどういうことですか?
小難しく考えればきりがありません。
しかしながら、生きる目的が無くては、どんなに高性能のナビをもってしても宝の持ち腐れ。
人生においての、目的地設定があってこそ、ナビは生きてくるし動く車も無駄なく進めるわけです。
今、貴方は何をしたいですか?
今、貴方はどうしたら笑う事が出来ますか?
私の師は言います。
「今できない事は10年たってもできない」
やりたいことの中に、田舎暮らしがある方は今がその時です。
やりたいことの中に、家族を良い環境で生活させたい方は、今がその時です。
さぁ、一歩を踏み出してみませんか?
奥能登で生きる。
(有)川原農産が、全力でその姿を示し、
(有)川原農産が、全力でサポートし、
(有)川原農産が、全力で仲間を増やしていきます。
皆がやりたいことをやるその傍らに、いつも農業がある暮らし。
(有)川原農産はこれを目指していきます。
生きるとは食べる事です。
その命を育む、農業と言う仕事。
20数年前には学校の授業で3Kと言われておりました。
汚い・キツイ・格好悪い
と。
そう思う人は思っていてください。
私も、昔はそんな恥ずかしい家業をする家の子どもとして、
農業を軽蔑視し、親を尊敬できませんでした。
しかし、強制的にではありますが、
農業に身を投じ、
身をもって農業を体感した今、
心の底から言えるのは、
「農業はおもしろい!」
です。
私と共に、奥能登で農業をしませんか?
命と語らいませんか?
(有)川原農産は、農業を通じて、一つでも多くの笑顔を産み出す、笑顔生産法人を目指します。
多数のご応募お待ちいたしております。
(有)川原農産の求人サイトはこちら。
金属探知機の導入に向けて
今年は雪が少なく、除雪回数も少ないため、楽な冬場となっている奥能登です。
さて、昨年夏に挑戦いたしましたクラウドファンディングは、
50万円の目標金額に対して、71万7千円のご支援を賜り資金調達は成功となりました。
しかしながら資金調達が最終目標ではなく、(有)川原農産が金属探知機の導入をして奥能登の小規模事業者の商品開発の一助となることを目的としての活動ですので、
金属探知機の導入をして運用を開始する事でお客様に最終的なご報告ができると考えております。
初めてのクラウドファンディングと言う事も有り、目標金額をいかほどに設定するかを悩みました。
金属探知機はピンキリだが大体食品用としては100万円ちょいと言う話を事前に聞いたうえで、
その半分の50万円を目標金額としたわけです。
目標金額達成後、知人友人や取引業者などに各所お問い合わせをさせていただき、どのメーカーのどんなタイプの金探が良いのかを聞いてリサーチをし、
12月中旬にようやく発注となり、当初の予定では1か月半~2ヵ月で納品と言う事で話を頂いていたので、即発注をさせていただきました。
年明け後、業者に確認しましたところ、2月中旬を予定とのことでしたが、先週の話では3月5日が確定日として連絡がありました。
ご支援を多数いただいた皆様には、中々目標完了のご報告ができず、申し訳ありませんでした。
ようやく、再来週には導入となります。
また、写真も含めて導入後の状況報告をさせていただきたいと思っております。
今しばらくお待ちください。
(有)川原農産 川原應貴
社長的には白もちが!お客様的には豆もちが♪
こんにちは。
今年の冬は雪が少なく、例年に比べて除雪に時間を取られることが殆どない奥能登です。
さて、昨年無肥料栽培のもち米を敢行して育てた私。
収穫量と言う問題では残念な結果になったのですが、品質と言う点では格段に一昨年よりも良くなっていると感じています。
人員不足もあり、社長自らが餅つきの現場に入って餅を搗くという川原農産ですが、おかげでそのお餅の美味しさを12月のお正月餅の製造時には、毎日のように確認して確信しておりました。
「確実に白もちが美味くなっている!」と。
それで、本日の社長の昼メシは、賞味期限切れで直売所から引いて来たお餅です!(笑)
だいたい、12月がお餅販売のピークです。特に年末の1週間が一番の売れ時ですね。
そのお正月餅をお召し上がりになったお客様から、年明けもお餅のご注文を頂く事が今年増えました!
特に、今年は豆もちが人気の様です!
まぁ、お餅が美味しいだけに豆餅も確かに美味しいです♪
去年よりも確実に増えたのが、地元のおじいちゃんおばあちゃん達からの注文。
今日も、豆もちと草もち、2升ずつほしいとご購入頂きました!
ありがとうございます。
お正月以外はビックサイズの、袋は生産しておりませんが、小袋タイプは生産していきますので是非お試しください♪
https://www.kawaranousan.com/shop/products/list.php?category_id=7
明けましておめでとうございます。
明けましておめでとうございます。
本年の営業は、本日7日より始まります。
年始はしっかりとお休みを頂戴いたしました。ありがとうございます。
本年は社内の体制の充実を目標に、頑張ってまいります。
1.生産部門・加工部門・営業部門それぞれの人員増強
2.安定生産と安定供給の仕組みづくり
3.新商品開発及び、新規事業の模索
まだまだ、未熟者で力及ばぬところはございますが、
自分の力でできぬところは、スタッフや仲間、協力事業者などのお力を借りながら邁進してまいります。
本年もよろしくお願い申し上げます。
1681年天和元年創業
百姓一系・九代目与三郎
笑顔生産法人 有限会社 川原農産
代表取締役 川原應貴