農場の出来事
気付きと発見
5年ほど続けている、無施肥栽培。
今年は少量施肥による栽培も織り交ぜた形で展開。
その中で、昨今気づいたことが、取り組んでいるのは作物たちの体質改善。
人間でも体質改善のために取り組むファスティング(断食)。
川原農産が取り組んでいるのは、まさに作物たちのファスティングでした。
今年、春先は天気が良く雨がほとんど降らない状況下。
冬場も雪がほとんど降らず、水不足を心配するほどでした。
7月に入り、梅雨入りとともに長雨の季節となり、日照は減りました。
しかし、川原農産が取り組んだ無施肥・少量施肥の田んぼたちの稲は、
株をしっかりと張って、葉色をどんどん上げていくという、
見ていてとても力強く頼もしい状況です。
収穫してみないとわかりませんが、おそらく私どもの稲たちは大丈夫です。
近隣の雑草にはイモチ病が出ていても、圃場内の稲には全くその気配がありません。
体質改善し、自己免疫を高めていると私は仮説します。
今年の川原農産の稲は、いつにもまして面白いメッセージを私たちに送り続けてくれています。
#ファスティング #ファスティング米 #ファスティング農産物 #川原農産 #奥能登 #輪島
色んなタイプのスタッフ募集しています。
奥能登で、ワクワクしながら命を育みませんか?
2019年、新元号に代わる転換期の日本。
(有)川原農産もまた、新しくより力強く成長をするために新しい仲間を募集しております。
(有)川原農産の求人サイトはこちら。
新しい時代の働き方は、より自由でより自分の想いを形にする時代のようにも感じます。
それは今までの働き方からの脱却。
同じようにはいかない分、苦労も有ります。
しかし、その苦労を買ってでも突き進む未来には自分の理想が待っているのです。
貴方は何をして生きたいですか?
生きる為に何をして生きますか?
貴方にとっての生きるとはどういうことですか?
小難しく考えればきりがありません。
しかしながら、生きる目的が無くては、どんなに高性能のナビをもってしても宝の持ち腐れ。
人生においての、目的地設定があってこそ、ナビは生きてくるし動く車も無駄なく進めるわけです。
今、貴方は何をしたいですか?
今、貴方はどうしたら笑う事が出来ますか?
私の師は言います。
「今できない事は10年たってもできない」
やりたいことの中に、田舎暮らしがある方は今がその時です。
やりたいことの中に、家族を良い環境で生活させたい方は、今がその時です。
さぁ、一歩を踏み出してみませんか?
奥能登で生きる。
(有)川原農産が、全力でその姿を示し、
(有)川原農産が、全力でサポートし、
(有)川原農産が、全力で仲間を増やしていきます。
皆がやりたいことをやるその傍らに、いつも農業がある暮らし。
(有)川原農産はこれを目指していきます。
生きるとは食べる事です。
その命を育む、農業と言う仕事。
20数年前には学校の授業で3Kと言われておりました。
汚い・キツイ・格好悪い
と。
そう思う人は思っていてください。
私も、昔はそんな恥ずかしい家業をする家の子どもとして、
農業を軽蔑視し、親を尊敬できませんでした。
しかし、強制的にではありますが、
農業に身を投じ、
身をもって農業を体感した今、
心の底から言えるのは、
「農業はおもしろい!」
です。
私と共に、奥能登で農業をしませんか?
命と語らいませんか?
(有)川原農産は、農業を通じて、一つでも多くの笑顔を産み出す、笑顔生産法人を目指します。
多数のご応募お待ちいたしております。
(有)川原農産の求人サイトはこちら。
30年産の田植え6月3日で終わりました!
平成30年産の田植えが、6月3日で終わりました。
約33日間に及ぶ田植えでした。
今年は、新機種導入によって苗箱の使用数を減らし人員を減らした中でのチャレンジでしたが、終了はおおむね昨年同様でした♪
今年も田んぼdeドライブを開催♪
地元の子ども達が約9名と保護者数名参加で新車の田植え機の試乗をしてもらいました。
(とはいっても4名ほどは川原家ですが。(笑))
今年も、無肥料栽培を敢行しております。
準たんじゅん米としての栽培は、ほぼほぼすべて。
肥料を入れない作物づくりに対して、冷ややかな視線は多々感じるものの、ここ最近は作物の気持ちにシンクロした感じで肥料を入れる行為=いじめている行為と思えてきて、後半戦に至っては肥料を切って植えておりました。
この結果が出るのは、秋いこうです。
また途中経過をお伝えいたします。お楽しみに♪
4月第4週の農作業レポート
春の作業が進んでおります。
農場レポートを應貴がお届けいたします♪
●林檎の防除
奇跡のりんごなんて、と思っていましたが、たんじゅん農×道法スタイルで、その道が見えそうです。
完全ではありませんけどね。それでも従来よりも格段に美味しく安全なリンゴ栽培目指しますよ♪
とはいっても、まだまだ転換期の川原農産。
4月22日日曜日に第一回目の防除を行いました。
今年は、富山の国際有機公社の吉田さんのオススメによって、ポーマンLと言う鰯由来の液剤を混ぜて散布してみましたが、
防除機を運転する父から臭い!との苦情が出たため、救世水と言う酵素液も使用して散布してみました。
今年は、ポーマンと言う資材を通してケイ素を意識した栽培と、救世水と言う酵素水を使用した中でより植物を活性化させた病害虫に強い状態を作れるかを実験して参ります。
●代掻き開始
水田では田植えに向けた代掻きが、4月24日より始まりました。
まずは「ひゃくまん穀」
晩稲の品種で登熟を考えると早めの田植えが必須になりそうという事で今年は4月末での田植えを敢行予定。
ただ今プール育苗しながら成長中、あと数日で根張りも上々だろうな♪
今年、川原農産は密苗もどきから、完全密苗へ移行。
さぁ、どうなることやら?(笑)
最新の密苗使用の田植え機も導入し、今週末から約1か月にわたっての田植え開始です♪
以上、農場からのレポートでした!
本年もありがとうございました。良い年をお迎えください。
平成29年も残すところあと数日。
今年は皆様にとってどんな年となったでしょうか?
振り返ると、川原農産では人員の入れ替えと言う大きな節目の年でした。
2月に加工担当をしていたスタッフの卒業。
6月に販売担当をしていたスタッフの卒業。
一時は正社員がゼロになるという非常に危機的状況かに陥ったのですが、ボラバイトの採用や新入社員の入社などで何とか年の瀬までやってきました。
7月の水害や新農法による栽培方法の変革、天候気候に左右されながら、今年は減収した年となり苦しさもあります。
しかしながら、その中においても次年度へ向けての確かな手ごたえはつかんでいます。
肥料を使わない、炭素循環農法の採用によって、作物の健全化を図る努力をした結果、お召し上がりになられた複数のお客様から、いつもと違うとの変化を感じたご指摘・ご感想を頂いております。
頭の中でイメージしていたことが、具現化できつつあることに喜びを感じ、またよりお客様の心体にとってより利のある食をお届けする喜びを感じ、次年度に向けてのやりたいことがあふれている今日この頃です。
常に前へ、常に一歩でも高みへ、常により良い選択を!
お客様を喜ばせる事が我が身の喜びとなり、さらに良い歯車を回していく事が、川原農産のやるべき事であると思っております。
本年の営業は、12月28日までです。
年末年始のお休みをしっかりと頂いて、平成30年はさらに邁進する年にしてまいります。
年始は1月8日より営業させていただきます。
よろしくお願いします。
笑顔生産法人 (有)川原農産 代表取締役 川原應貴
平成29年産米の苗だし開始
ありがとうございます。
今日の奥能登はやや寒い雨模様。なんだか平年よりも気温が低めだと感じるのは私だけ?
先日6日と7日に播種した苗がようやく育苗機で芽が出てきたのでハウスに並べています。
▲数年前に中古品として購入した育苗機、432枚入ります。
表のカバーだけ新調して使ってますが、まだまだ現役です。
▲一昨年から真似してやってる簡易的な手作り育苗機。
23世紀型お笑い系百姓の林浩陽さんのFacebookの投稿をみて、これは便利!とそく真似をして今年は3年目。
パレットに乗せたまま移動が出来るのは、かなり便利ですね。
ここで、528枚。
トータルで1回に約1000枚足らず。960枚稚苗が出来る計算に。
今年初めて栽培する、石川65号。「ひゃくまん穀」と言う愛称がついたようですが、、、
ま、ノーコメントで。笑
今日は、新しいバイトさんも来てくれて、頑張ってます。
プール育苗していく為、ブルーシートの上に並べていっています。
良いお米に育ちますように♪
たんじゅん農の道へ
たんじゅん農とは、炭素循環農法の略。
自然栽培とか、有機栽培ではないんですか?と問われそうだが、厳密にいえば違うのだろうけど、大きな枠で言えばどちらも含まれる。
自然界にある、雑草・樹木そういった物を微生物のエサとして微生物の力によって作物を育てていただくという、一見自然農。
しかし、たんじゅん農では必要とあらば農薬の使用や化成肥料の使用を認めている。
自然農では、自然農と謳う以上、こういったところは、厳密にはその枠には入らないとなるのだろう。
たんじゅん農では肥料を必要としない。肥料分は自然界にある微生物のエサとなるものを活用するだけ。
ってことは、有機物を使うから有機栽培ではないの?となるが、有機肥料を使うわけではない。
有機JASの制度では、有機JAS認証の肥料を使うなどするが、そこに含まれる有機物には動物性も含まれる。
たんじゅん農では基本的には動物性はいらない。使う人もいるかもしれないが、いらない。
と言う事でここでもまた有機栽培とは異質な空気を放つ。
だからどちらの論者にしても、たんじゅん農の自由な幅はいささか腑に落ちない所があるのだろう。
昨年、試験的に無施肥栽培による能登ひかりの育生を行った。
たった一年、たった一枚の田んぼで何がわかる?と言う声もあるかもしれないが、手間暇をかけ取り組んだ中身は肥料ゼロ、農薬2回3成分と言う資材の使用量。
コストダウンしたから安くなるか?と言うと、値段は実は高い。水管理や別のところで労力をかけているから。
たんじゅん農的栽培では、できる田んぼとできない田んぼがあり、人の力が慣行栽培よりも必要となる。
貿易交渉によって関税撤廃などで、破格の安い外国産の農産物の輸入が目下となる今、なぜそんな一見低コストで高コストな栽培方法へ行くのか?と言う疑問もあるだろう。
答えはまさに、たんじゅん!味の違いである。
たんじゅん農一年目の田んぼでありながら、観光栽培のお米と比較し、香りやうまみは確実に慣行栽培よりも上回った。
そして、たんじゅん農の諸先輩方の育てられた農産物を口にして、目が覚めた。
間違いなく美味いのである。そしてそれを体が求めるのである。
子供が、マズイと野菜を吐き出したりするのには、本能的な拒否反応が起きていると仮説を立てた。
セロリを生で美味い美味いとバクバク食べる子供たち、体にとって本当に必要なものは美味い。
とするならば、吐き出すものは人の体にとって本当に良いものと言えるかは、逆であると考えたのだ。
美味しく、体にも良い、医療費が格段に減る食の提供の為に、たんじゅん農は最短距離であると確信したからこそ、この道を選ぼうと思う。
私は正直な話、自然農にも有機栽培にもあまり興味はない。
大学は、推薦入試で入学した。その際5人の集団面接で一人だけ農業高校出身。
ほか4人は全て環境問題について将来取り組みたいと声をそろえる中、私一人だけが微生物が面白い。まだ発見されていない酵素もあるはずだ。そういった物で医療にも勝る食を作りたい。
とはったりをかました。
そのハッタリが、現実味を帯びてきた。
当初頭の中でイメージしていたのは加工食品であったが、農産物そのものも微生物の力によって発酵作物に出来ることを知った。
命のしくみ、宇宙の流れ、氣の力、こんな言葉を連ねるの頭のねじが数本とれた異常者に思われるかもしれない。
怪しい宗教にハマったのではないかと言われるかもしれない。
全く違う。
生きるという事、命を繋ぐという事、人の場合すべては食べるという事からめぐりめくっている。
一つ一つ拾い上げていって、手繰り寄せた結果が、たんじゅん農なだけである。
信じるか否かは、お客様に任せたい。
この道は間違いなく、その先の人を幸せにできると確信する。
いやぁ、楽しくてワクワクしてしょうがない。食べて美味しく体にも良いなんて。願ったりかなったり。
そんな農業が出来るなんて、感謝感激。
ありがとうございます!