ムフフな米作り♪
気付きと発見
5年ほど続けている、無施肥栽培。
今年は少量施肥による栽培も織り交ぜた形で展開。
その中で、昨今気づいたことが、取り組んでいるのは作物たちの体質改善。
人間でも体質改善のために取り組むファスティング(断食)。
川原農産が取り組んでいるのは、まさに作物たちのファスティングでした。
今年、春先は天気が良く雨がほとんど降らない状況下。
冬場も雪がほとんど降らず、水不足を心配するほどでした。
7月に入り、梅雨入りとともに長雨の季節となり、日照は減りました。
しかし、川原農産が取り組んだ無施肥・少量施肥の田んぼたちの稲は、
株をしっかりと張って、葉色をどんどん上げていくという、
見ていてとても力強く頼もしい状況です。
収穫してみないとわかりませんが、おそらく私どもの稲たちは大丈夫です。
近隣の雑草にはイモチ病が出ていても、圃場内の稲には全くその気配がありません。
体質改善し、自己免疫を高めていると私は仮説します。
今年の川原農産の稲は、いつにもまして面白いメッセージを私たちに送り続けてくれています。
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30年産の田植え6月3日で終わりました!
平成30年産の田植えが、6月3日で終わりました。
約33日間に及ぶ田植えでした。
今年は、新機種導入によって苗箱の使用数を減らし人員を減らした中でのチャレンジでしたが、終了はおおむね昨年同様でした♪
今年も田んぼdeドライブを開催♪
地元の子ども達が約9名と保護者数名参加で新車の田植え機の試乗をしてもらいました。
(とはいっても4名ほどは川原家ですが。(笑))
今年も、無肥料栽培を敢行しております。
準たんじゅん米としての栽培は、ほぼほぼすべて。
肥料を入れない作物づくりに対して、冷ややかな視線は多々感じるものの、ここ最近は作物の気持ちにシンクロした感じで肥料を入れる行為=いじめている行為と思えてきて、後半戦に至っては肥料を切って植えておりました。
この結果が出るのは、秋いこうです。
また途中経過をお伝えいたします。お楽しみに♪
ムフフな米作り♪
《ムフフな米作り♪》
今年から始まった試み。詳しくはFacebookに投稿してますので、見たい人はまず川原伸章を探してくださいね。
ざっくりいうと、無化学肥料、無施肥栽培にチャレンジしました。
肥料を与えない=まともな収量が得られない。と考えるのが一般的。
しかしながら、そんな一般的な常識をぶち壊す人と出会い、その説明がめっちゃくちゃ腑に落ちて今年はその準備をして来年からやるぞ!
と思っていたところ、春先一枚だけ肥料を落とし忘れてしまった田んぼができた。
じゃぁ、やっちゃえ!ってことで無施肥栽培に着手。
結果は、上々の収穫量。
ただ、肥料をあげない=自分の手間を増やすってことだなと妙に納得。
田植えから収穫まで、気になって気になって仕方がない。
しょっちゅう様子を見に行く。これが多分良かったんだろうと思う。
収穫したお米を食べてびっくり。味わいが濃いのだ!
美味い!
今まで通りのお米とは一味違って感じた。
まぁ、自分の欲目ってやつかもしれないけどね。
そんな田んぼ、9月11日に刈り取りを終え、約1か月後の様子がこの写真。
肥料を入れていた田んぼとほとんど変わらず、2番が生えている。
肥料を使わずに、収穫量を7.3俵も取ったもんだから、大体の人はこう言う。
「去年の残肥だ!」と。
残肥を使って育ったならそれでもいいけど。
肥料を使った田んぼと見劣りしないくらいの2番が育っているのはなんで?
答えは土中にあると思っている。
いわば、葉っぱのような緑の物ができるときって窒素分がとよく言われる。
だから、普通の栽培では肥料の中に窒素・リン酸・カリの三要素が含まれるのだが、それが投与されなかった田んぼで同じような結果が見受けられるのは、窒素を供給してくれている何かが個の田んぼの中にいるという事。
信じるか信じないかはあなた次第。
ただ一つ言える事、常識=真実ではない。現実=真実なんだという事。
この理論は人間の体にも当てはまるし、その他の動植物にも当てはまると思っている。
健康な体を作るためには健全な食が必要なこと。
不必要な食は、病気を招きこむという事。
病状が出ている場合は、体が自己再生を図るため、デトックスしているという事。
排毒している機能を邪魔して表面上きれいにしても、体の中では蝕まれているのは変わらないという事。
全ての生きとし生けるものは同じサイクルの中で循環している。
面白い!実に面白い!
農業がこんなに面白く感じた年はない。
なんだか自分が次のステージに招きこまれた気分だ。
これから、ムフフな米作りが始まる。
ムフフなチャレンジはこのカテゴリで投稿していきます!
百姓一系・九代目与三郎
有限会社 川原農産 代表取締役 川原伸章