与三郎のひとり言
2022年の振り返り
2022年いろいろなことありました。
3月、ベテランスタッフの急な退社の申し出。。。自動車整備工の資格を持っている人だったから、人手不足の自動車整備工場に引き抜かれてしまいました。
引き抜かれる理由もまた考えてみれば、自社の給与や福利厚生の厚みが薄いからだと思います。
人手がないと回らない農業で、社員が抜けるのは死活問題。
急遽募集を出して何とか、3月中に一人。5月にもう一人と、30代の若手が二人入社してくれました。
ベテランスタッフから見たら、全くの素人なので一から教えていく事は負担が大きいものの、
素直な二人は、一生懸命普通じゃない、川原農産のファスティング農業を体感して学んでくれています。
この二人のスキルが、来年さらに磨きがかかる事で、現場がどんどん良くなるものと思います。
楽しみです。
農業の収益構造の仕組みがあまりにも悪い状況をどう改善したらいいのか?
この課題を解決するために、2月からずっと考えていた事が4月ようやく形になってきたのが、
FarmSharingです。
今までの農業は、農産物を収穫してからでしか現金化ができない上、市場原理によって生産原価が割った状態でも出荷せざるを得ないような状況である事から、雇用を安定化させるための収益がなかなか得にくいのが現状でした。
これを、農家だけで農業をやるから悪いのだ。農家だけで継続できないのであれば、非農家を仲間に引き込んだ農業を展開したらいいと考えて誕生し、5月下旬からFarmSharingオーナーの募集を開始しました。
いろいろと改善すべきことも多々見えてきました。
令和5年はこの反省点をベースに改良してまいります。
まだまだいろんな振り返りはあるモノの、代表的なところをピックアップして、令和5年に向かいたいと思います。
本年もありがとうございました!
来年もよろしくお願いします。
想いは変わらない
なぜか
小学生の頃の記憶が戻ってくる。
何にも経験値のない、クソガキなのに先を見ていた。
大きくなったら、大人になったら、将来は、いろいろと頭の中で考えていた。
特に、悔しかったことや嫌だったこと、それは自分の子どもができたら絶対させないんだ!嬉しかったことは子どもにしてやるんだと。
今考えればなんちゅう不思議な小学生だろう。
誰かが喜んでくれることが好きだった。でも知識経験の浅い俺は誰かを傷つける事で誰かを喜ばせる事もしていた。心にモヤモヤ抱えながら。結果今でも誰かに与えた傷は嫌な思い出として残っている。申し訳ない。謝っても遅いんだけど。
なんで、ケンカするのか?なんで、戦争するのか?なんで、奪い合うのか?
みんなで仲良くできる世の中だったら、そんな幸せなことないじゃないか。ずーっと考えていた。あれから30年。
大人になり、結婚をし、子どもを授かり、いろいろ経験値が増えたから見えてきたものがある。
一人で全員を助ける事はできない。一人で全員を喜ばせる事はできない。誰かの力を借りなきゃできない。
でも水面にできる波紋のように、一人から二人、二人から三人へと伝播していく事で、不可能でもないと思っていた。
ここで困るのは、人の心の余裕の違い。
余裕のない人は、まず自分を満たす事から始めなきゃいけない。余裕がなければ与える事も出来ない。
気が付けばこの30年で、生活のスタイルは大きく激変し、利便性あるものが周りに増えた。
社会はと言うと、失われたウン十年によって、なにやら疲弊感漂うゆとりのない状況になっているように感じる。
法人化してから22年。ゆとりのない農業をどうやって利益をうめば?どうやって経営を成り立たせれば?必死にもがきながらなんとか身銭を切って切り盛りしてきた中で、コロナ騒動で世の中が一変した。
今までと同じじゃもうダメだ。
今が変化のタイミングだ。
そんなタイミングで、繁忙期だというのに脚にエラーが起きる。
戦力外通告
現場に立つことができない農家になってしまった。
だからこそ、考えた。
だからこそ、良かった。
だからこそ、導き出せた。
皆が良くなる仕組みで、自分も良くなる仕組み。
Farm sharing
お気に入りの農家を、一口だけ農場主の権利を買って消費者がサポートする仕組み。
農家は、農場を共有した意識で応援してくれる、一口農場主さんの視線と期待を感じながら、よりクオリティー高い農産物を生み出すことに従事できる。
これだけなら、単なるオーナー制度。
世の中、事業者としてどんな社会貢献ができるのか?持続可能な社会の実現のためにどんな事ができるのか?
SDG’sに取り組むことがおそらく、標準装備的にみられる世の中になる。
そんな事業者も、Farm sharingの仕組みに乗っかれば、苦労なくSDG’sに取り組める。
消費者も、事業者も、農業生産の現場から今まで遠かった人が、一口農場主として、農業を応援する者として、農業生産の当事者という意識をもって生活するようになる。
そうしたら、農家は常に応援してくれる仲間がいる。
消費者は、自分の生活の一部を任せられる農家と繋がれる。
事業者は、社会に役立つ農業を自分事として取り組める。
皆の利害関係が一致する。ともに支えあう事の出来る運命共同体がここにできる。
コレって、なんかすごく力強いチームに思えた。
だから、この仕組みは、川原農産だけのものにしたくなかった。
FCとして仕組みを売ったらいいじゃないと言われたけど、農家として農家の苦しみは一番わかる。ゆとりのない状態で出せるものがない状態で、取り組めなかったらこの良い仕組みが生きない。
だから、日本中の意識の高い農業者みんなに使い倒してもらう仕組みにしたいと思っている。
北海道から沖縄まで、Farm sharingに取り組む農業者がいっぱいいたら、あなたはどうする?
「私さ、今年は熊本と石川と、北海道に自分の農場持ったんだよね~!」
「俺も、岐阜に自分の農場もったよ!」
「え?まだ自分の農場もってないの??」
いつしか、こんな会話が日常の中で言い合える、そんな世の中になっていることが、イメージとして降ってわいてしまった。
だから、やる。
日本中の農家が、生き生きと自分オリジナルのクオリティーをガンガン上げていく努力のできる、挑戦のできる体制をFarm sharingから作る。
そんな世の中になったら、面白いと思いません?
日本中に、ハイクオリティーな農産物が出回る世の中ですよ?
学校給食も、病院食も、介護食も、お弁当もみんなみんな、素材から良くなっていく。
それを、子ども達が食べたら、今よりも元気な子ども達が活躍しているとおもいません??
元気な子ども達が、食べ物によって体作りをして、そして未来を創っていく。
そう考えたら、ワクワクしません??
川原農産が、まず実験台になります。
Farm sharingの仕組み造って、日本中の農家が使える仕組みにしていきます!
良いね!面白いね!一緒にやりたいな!そう思ってもらえたらうれしいです。
世の中変えるのは、政治だけじゃない!民間から変えられるって思ったらもう、ワクワクしかありません。
我が子たちが、将来不自由なく楽しく暮らせるためには、沢山の仲間に囲まれて豊かであることが大事です。
だから、川原農産は、自分の事だけ考えない。自分の大事な子ども達が良くなるために、大切な仲間である他の子ども達が豊かになるように、常に考えています。
理想かもしれません、理想だとあきらめるのかといったら嫌です。子どもの幸せは親の幸せです。
この子たちの未来が、子ども達の未来が、よりワクワクして誰かのために力を出す事で喜びの輪が広がる未来でだったらいいなと、イメージしながらこれからも活動します。
なぜか
九代目のきれい事
死に向かうしかないよね?
作物も、農薬という薬が必要な状況になってしまっているから、断薬したら死ぬ状況があるかもしれんよね?
人間ならどうする?断薬する前に、食生活の改善、生活習慣の改善だよな。
食生活の改善は、肥料という部分か?生活習慣というところは、土壌環境か?
自問自答は何年も何年も現場を見ながら繰り返してきた。
そうしたら、やっぱり生き物。命は同じサイクルで動いていると感じ取れた。
だから、イメージで農業ができる。
作物にとって、健全な状態で育てる事ができれば、必然的に病害虫に強くなる。
土壌にとって、健全な状態を作る事ができれば、余計な雑草に悩まされることもなくなる。
一つずつ詰めていった結果が、やっぱ肥料っていらないじゃん。になった。
他の農法を否定するものではないので、ご了承いただきたい。
川原が目指す先、目指す未来に必要な農業かどうかは、川原として必要のないものと判断したに過ぎない。みんな自由な形で自分の農業に取り組んだらいいと思う。
こんな、特異的な栽培方法で大きな面積で取り組めるようにちょっとずつ仕組み化を6年かけてやってきた中で、また新しい発想がうまれた。
Farm sharingという考え方だ。
農業は農家がやるもの。この状況が農家を苦しめているし、衰退している。
農業はみんなでやるモノに変えたい。みんなが農業の当事者としての意識と自覚を持てるようにしたらいい。みんなに助けてもらいながら皆の役に立つ農業を展開しよう。
川原農産を実験台にスタートするこの仕組み。
日本中の農家が、それぞれのFarm sharingに取り組み。日本中の消費者が各々お気に入りの農家の農場主の権利を買い、農家と共に農業を支えていく。
そうすると、川原が数年かけて会社潰しかけながらも取り組んだような挑戦が、経営を潰さなくても挑戦できるようになる。
日本中で挑戦できる農家が増えれば、日本中の食がより豊かになる。日本中の食が豊かになれば、子ども達の食が変わる。子ども達の食が変われば日本の未来が変わる。
農家から発進する、日本の未来の創造。
アホかもしらんけど、コレで誰かが困る事はない。関わるみんなが少しずつの力で支えあうだけの仕組み。みんながみんなをささえる姿なんて、子どもの教育には最高じゃないか。
水稲農家専門コンサルティング事業
無肥料・少量施肥による作物と土壌のファスティングをイメージした農業
【ファスティング農業】
に取り組んで早今年で7年目に入ります。
川原農産がこの7年間で取り組んできたことは
- 環境に優しく、作物にも優しく、人にも優しい農業の形
- 無駄な経費を削ぎ落し、作業効率をアップさせ、経費最小利益最大を狙えるようにしていく事
- より美味しく、安心安全と感じていただけるお米作り
沢山の苦難がありました。
120馬力のコンバインが進行不能になる田んぼを作ってみたり、
20a(600坪)を手刈りで稲刈りしたり、
収穫量が激減して平均反収6俵を下回ったり
慣行栽培で長年経験を積んできている農業歴35年先輩の父に何度となく怒られ呆れられ馬騰されても、やめませんでした。
やめられなかった理由、それは
- 無肥料で育てた他地域のお米がおいしかった事
- 作物が本当に生きたい生き方を示して見せてくれた事
- 根拠のない絶対成功できるというイメージがあった事
中でも2番目の作物の育つ流れ。これが自分の後押しをしてくれました。
この技術をもって、同じ水稲農家のコンサルティングを行います。
そのお話は、ファスティング農業塾で
※ファスティング農業塾はFacebook内にある有料グループページになります。
https://www.facebook.com/groups/fasting.agriculture
新しい事=面白い事=楽しい事
新しい事を考えています。
それは面白い事です。
そしてきっと楽しい事になります。笑
ざっくりとお伝えします。
先ず残念ながら、ポン菓子の事業は3月をもって終了します!
減らす事業があるということは、そこに時間が生まれます。
そして生まれた時間で新たに取り組む事業は、
1.お水にこだわった新しい栽培方式の展開
2.企業の農業参入支援
3.農業コンサルティング(ファスティング農業・農産加工・販売)
余力があれば
4.食育農育の講演活動
5.農業経営後継者育成活動
にも着手したいとかんがえてます。
なんでやるのか?
自分の子どもたち、地域の子どもたち、日本の子どもたち、地球上の子どもたちが
より豊かに生活できて、互いが互いを思いやれる世界の礎を築きたいと思っているからです。
綺麗ごとどんどん口から出します!
言霊に乗せて、綺麗ごとが具現化して実現するように。
そんなワクワクを背負って、12月まで楽しみまくります♪
1681年天和元年創業
百姓一系・九代目与三郎
笑顔生産法人 有限会社 川原農産
代表取締役 川原應貴
前を向いて
今朝、会社のメールにお問い合わせでご連絡がありました。
Twitterで、弊社のお米が遺伝子組み換えだと言っている人がいますよ。とご案内くださったのです。
ツイート元を探っていくと、お身体を壊された事を切っ掛けに、食への高い関心を持たれた方のようにお見受けいたしました。
抜粋すると書かれていたものは、能登ひかりも遺伝子組み換えという言葉でした。
おそらくですが、品種交配=遺伝子組み換えという風にとらえていらっしゃる方なのかなとお見受けしました。
世の中にはそういう考え方もあるのは存じております。
ようは、自然の中で生まれたものではなく、人為的に別の品種と別の品種を掛け合わせて品種交配をさせることで、新しい品種を生み出していく手法です。
人為的に行う点が、遺伝子組み換えという風にとらえられる方も世の中にはおいでだという事です。
これに対して、反論をしても仕方のない事です。
事実、能登ひかりはコシヒカリの孫にあたる品種になります。
ですので、これを遺伝子組み換えという風にお感じの方に関しましては、できる限り別のお米をお求めになられることをオススメします。
弊社では、ゲノム配列を操作した遺伝子組み換えの種は使っていないと信じております。
それは、弊社で種を同行しているわけではなく、地元のJAさんより保証書のついた種籾を仕入れさせていただいております。
それが遺伝子組み換えに置き換わるのであれば、事前にJAさんから連絡があると思っています。
そういった話や通達はないという事を申し添えさせていただきます。
さて、なぜこのような事が起きたのかを辿っていきました。
そうしましたところ、私が以前書いた記事。これをご覧になられた方が世の中の社会悪に吐き気がするというたぐいのツイートを上げたところ、それにコメントを重ねる形で能登ひかりも遺伝子組み換えという文言が書かれておりました。
もとをただせば、私の投稿が原因です。
数年前まで、私は子供たちの命を守るためには、後世に継承していくためには、社会悪に立ち向かい勝たなくてはいけない!と思い込み、むやみやたらにネット上に書き込みを繰り返しておりました。
その事に対して、当時は間違ったことをしていないと思っておりました。
しかしながら、今はあぁそういう事もあったねと冷めた目で見ています。
なぜか?
人は自分が攻撃されるとか、被害にあうという状況下に陥ると、自分のみを守ろうとします。
自分の身を守るすべがない時、攻撃的になると感じています。
そして前を向けず、過去にあった事を引っ張り出しては、あの過去があったからこの今があるという風に非難してしまいがちです。
残念ながら、私はその状況から変化をしてしまいました。
変えられないものに反発し歯向かう時間よりも、この状況下での最善策を考えより良い未来をイメージするほうに時間を割こうと思いました。
ですので、今でも過去の記事が間違っているという風には感じてはいませんが、それをして誰も何も変わらない状況が今です。
変わらないものに限りある時間を割くのではなく、変えられる可能性がある方に時間を割く。そう決めただけです。
ですので、因果応報とは言いますが、過去に私がまいた種が私のもとに結果として返ってきました。
これも一つの経験と捉えさせていただき、成長の糧とさせていただきます。
過去の記事はあえて削除もいたしません。私がそういう過去を経て今がある事実は変わりません。
今後も似たようなことは起きる可能性はありますが、前向きにとらえ今自分ができることを一つずつ取り組むだけです。
こんな(有)川原農産ではありますが、どうぞ今後ともごひいきにしていただけるとありがたいです。
川原農産の方向性
コロナウィルス感染症に日本のみならず、世界各国が翻弄されています。
新しい時代への転換期、この時代の狭間で先に未来の希望の光を見出し歩みだす人、過去との変化をきらい時代の変化に順応出来ない人さまざまおいでです。
私ども(有)川原農産もまた、新しい時代に対応した農業のカタチ、販売のカタチを導入しなくてはならない転換期だと受け止めております。
(有)川原農産は、農業の分野において、無施肥・少量施肥によるファスティング農産物の生産を確立していきます。
何ゆえ無施肥・少量施肥での生産なのか?
人も植物も、動物も土壌も一つの命と言う風に見た時に、不要なものが入り込めばバランスを崩し、病気や不具合を生じます。
必要なものが必要な分だけあるとバランスを整え、外的要因に強い状態を作ります。
森を見た時、そこに誰かが肥料をまているでしょうか?
誰かが農薬を散布しているでしょうか?
何もしなくてもそこに毎年青々とした木々や草花が育っています。
近年持続可能な農業のカタチが問われる社会となってまいりました。
肥料への見方も大きく変化し始めています。
大量生産の為に何かを犠牲にする時代は終わったと思います。
有機肥料と言えど、肥料です。肥やす為の材料と言う事です。
我々は、化成肥料も有機肥料も、肥料と言う同じ人間の都合の為に投じる材料だと考えております。
肥料は必要ない。そんな農業で、安定的な収穫量を生産する技術の確立を目指して取り組んでおります。
従いまして、よく無農薬ですか?と問われることがありますが、弊社は違います。
肥料を断ち、余分な成分を入れこまない事でバランスを健全化させていく、人間で言ったらいわば断食、つまりファスティングを土壌や食物に行っていくイメージです。
もし、健全なバランスを保つことが出来れば、病気にも強く元気な作物や土壌になると思うのです。
(有)川原農産は目指します。健全なバランスの取れた生産物を供給し続けられる農業を。
(有)川原農産は、販売の分野において、新しい市場開拓を行い挑戦して参ります。
これからの新しい市場とは、多くの仲間と作り上げる市場です。
ここにHPを構えECサイトを運営する時代は終わりました。
大手ECモールに出店するという事も手数料や条件に阻まれた限界があり、我々のような零細企業ではのし上がる事は至難の業です。
新しい市場とは、異業種の事業者と共に作り上げるお客様や情報をシェアし、共に三方良しになる市場です。
同じ意識、方向性を持つ人達で作り上げることで、景気に左右されず健全な取引がなされます。
我々がそこに関与して、一緒に市場作りをしていく意味とは、製造活動や販売活動の単粗化。つまりは時間や包装などを短縮・圧縮する事でのコストカット。
より生産に時間を割くことが出来る環境づくりです。
そして、より高品質な商品をよりお値打ちな価格でお届けするシステムを構築する事で、お客様の得につながります。
(有)川原農産は、この2本の柱を軸として2021年邁進してまいります。
ご利用いただくお客様には、いつも買えないという不便をおかけしてしまうかもしれませんが、私だけが買える商品私だけが使えるサービスと言った形で、関わるお客様にオトクを感じていただける取り組みをしてまいります。
今後ともよろしくお願いします!
気付きと発見
5年ほど続けている、無施肥栽培。
今年は少量施肥による栽培も織り交ぜた形で展開。
その中で、昨今気づいたことが、取り組んでいるのは作物たちの体質改善。
人間でも体質改善のために取り組むファスティング(断食)。
川原農産が取り組んでいるのは、まさに作物たちのファスティングでした。
今年、春先は天気が良く雨がほとんど降らない状況下。
冬場も雪がほとんど降らず、水不足を心配するほどでした。
7月に入り、梅雨入りとともに長雨の季節となり、日照は減りました。
しかし、川原農産が取り組んだ無施肥・少量施肥の田んぼたちの稲は、
株をしっかりと張って、葉色をどんどん上げていくという、
見ていてとても力強く頼もしい状況です。
収穫してみないとわかりませんが、おそらく私どもの稲たちは大丈夫です。
近隣の雑草にはイモチ病が出ていても、圃場内の稲には全くその気配がありません。
体質改善し、自己免疫を高めていると私は仮説します。
今年の川原農産の稲は、いつにもまして面白いメッセージを私たちに送り続けてくれています。
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