奥能登里山だより
水稲農家専門コンサルティング事業
無肥料・少量施肥による作物と土壌のファスティングをイメージした農業
【ファスティング農業】
に取り組んで早今年で7年目に入ります。
川原農産がこの7年間で取り組んできたことは
- 環境に優しく、作物にも優しく、人にも優しい農業の形
- 無駄な経費を削ぎ落し、作業効率をアップさせ、経費最小利益最大を狙えるようにしていく事
- より美味しく、安心安全と感じていただけるお米作り
沢山の苦難がありました。
120馬力のコンバインが進行不能になる田んぼを作ってみたり、
20a(600坪)を手刈りで稲刈りしたり、
収穫量が激減して平均反収6俵を下回ったり
慣行栽培で長年経験を積んできている農業歴35年先輩の父に何度となく怒られ呆れられ馬騰されても、やめませんでした。
やめられなかった理由、それは
- 無肥料で育てた他地域のお米がおいしかった事
- 作物が本当に生きたい生き方を示して見せてくれた事
- 根拠のない絶対成功できるというイメージがあった事
中でも2番目の作物の育つ流れ。これが自分の後押しをしてくれました。
この技術をもって、同じ水稲農家のコンサルティングを行います。
そのお話は、ファスティング農業塾で
※ファスティング農業塾はFacebook内にある有料グループページになります。
https://www.facebook.com/groups/fasting.agriculture
新しい事=面白い事=楽しい事
新しい事を考えています。
それは面白い事です。
そしてきっと楽しい事になります。笑
ざっくりとお伝えします。
先ず残念ながら、ポン菓子の事業は3月をもって終了します!
減らす事業があるということは、そこに時間が生まれます。
そして生まれた時間で新たに取り組む事業は、
1.お水にこだわった新しい栽培方式の展開
2.企業の農業参入支援
3.農業コンサルティング(ファスティング農業・農産加工・販売)
余力があれば
4.食育農育の講演活動
5.農業経営後継者育成活動
にも着手したいとかんがえてます。
なんでやるのか?
自分の子どもたち、地域の子どもたち、日本の子どもたち、地球上の子どもたちが
より豊かに生活できて、互いが互いを思いやれる世界の礎を築きたいと思っているからです。
綺麗ごとどんどん口から出します!
言霊に乗せて、綺麗ごとが具現化して実現するように。
そんなワクワクを背負って、12月まで楽しみまくります♪
1681年天和元年創業
百姓一系・九代目与三郎
笑顔生産法人 有限会社 川原農産
代表取締役 川原應貴
稲刈りも折り返し地点です。
いつもありがとうございます。
今年は、天気に悩まされながらもお米の品質は上々です。
とても美しく、見惚れるレベルです。
Facebookの方で時々情報を公開しております。
またよろしければご覧ください。
https://www.facebook.com/photo?fbid=373582051138644&set=a.246156730547844
コロナを言い訳にしてはいけませんが、、、
毎度ありがとうございます。
コロナを言い訳にしてはいけませんが、
ブログの更新が、とんでもなく遅くゴメンなさい。
スマホでアップロードできるFacebookでは日々情報を更新しているのですが、
PC開かないとアップロードできないこちらのブログはおろそかになっている状況でした。
さて、川原農産では、無肥料・少量施肥による栽培方法に取り組み始めて6年目です。
土壌や作物のファスティングをイメージしたファスティング農業として新たに令和3年からスタートしているところです。
写真は、【能登ひかり】です。
今年も元気に生長中です。
令和3年産の新米の販売については、9月中旬からを予定しております。
またどうぞよろしくお願いします。
前を向いて
今朝、会社のメールにお問い合わせでご連絡がありました。
Twitterで、弊社のお米が遺伝子組み換えだと言っている人がいますよ。とご案内くださったのです。
ツイート元を探っていくと、お身体を壊された事を切っ掛けに、食への高い関心を持たれた方のようにお見受けいたしました。
抜粋すると書かれていたものは、能登ひかりも遺伝子組み換えという言葉でした。
おそらくですが、品種交配=遺伝子組み換えという風にとらえていらっしゃる方なのかなとお見受けしました。
世の中にはそういう考え方もあるのは存じております。
ようは、自然の中で生まれたものではなく、人為的に別の品種と別の品種を掛け合わせて品種交配をさせることで、新しい品種を生み出していく手法です。
人為的に行う点が、遺伝子組み換えという風にとらえられる方も世の中にはおいでだという事です。
これに対して、反論をしても仕方のない事です。
事実、能登ひかりはコシヒカリの孫にあたる品種になります。
ですので、これを遺伝子組み換えという風にお感じの方に関しましては、できる限り別のお米をお求めになられることをオススメします。
弊社では、ゲノム配列を操作した遺伝子組み換えの種は使っていないと信じております。
それは、弊社で種を同行しているわけではなく、地元のJAさんより保証書のついた種籾を仕入れさせていただいております。
それが遺伝子組み換えに置き換わるのであれば、事前にJAさんから連絡があると思っています。
そういった話や通達はないという事を申し添えさせていただきます。
さて、なぜこのような事が起きたのかを辿っていきました。
そうしましたところ、私が以前書いた記事。これをご覧になられた方が世の中の社会悪に吐き気がするというたぐいのツイートを上げたところ、それにコメントを重ねる形で能登ひかりも遺伝子組み換えという文言が書かれておりました。
もとをただせば、私の投稿が原因です。
数年前まで、私は子供たちの命を守るためには、後世に継承していくためには、社会悪に立ち向かい勝たなくてはいけない!と思い込み、むやみやたらにネット上に書き込みを繰り返しておりました。
その事に対して、当時は間違ったことをしていないと思っておりました。
しかしながら、今はあぁそういう事もあったねと冷めた目で見ています。
なぜか?
人は自分が攻撃されるとか、被害にあうという状況下に陥ると、自分のみを守ろうとします。
自分の身を守るすべがない時、攻撃的になると感じています。
そして前を向けず、過去にあった事を引っ張り出しては、あの過去があったからこの今があるという風に非難してしまいがちです。
残念ながら、私はその状況から変化をしてしまいました。
変えられないものに反発し歯向かう時間よりも、この状況下での最善策を考えより良い未来をイメージするほうに時間を割こうと思いました。
ですので、今でも過去の記事が間違っているという風には感じてはいませんが、それをして誰も何も変わらない状況が今です。
変わらないものに限りある時間を割くのではなく、変えられる可能性がある方に時間を割く。そう決めただけです。
ですので、因果応報とは言いますが、過去に私がまいた種が私のもとに結果として返ってきました。
これも一つの経験と捉えさせていただき、成長の糧とさせていただきます。
過去の記事はあえて削除もいたしません。私がそういう過去を経て今がある事実は変わりません。
今後も似たようなことは起きる可能性はありますが、前向きにとらえ今自分ができることを一つずつ取り組むだけです。
こんな(有)川原農産ではありますが、どうぞ今後ともごひいきにしていただけるとありがたいです。
川原農産の方向性
コロナウィルス感染症に日本のみならず、世界各国が翻弄されています。
新しい時代への転換期、この時代の狭間で先に未来の希望の光を見出し歩みだす人、過去との変化をきらい時代の変化に順応出来ない人さまざまおいでです。
私ども(有)川原農産もまた、新しい時代に対応した農業のカタチ、販売のカタチを導入しなくてはならない転換期だと受け止めております。
(有)川原農産は、農業の分野において、無施肥・少量施肥によるファスティング農産物の生産を確立していきます。
何ゆえ無施肥・少量施肥での生産なのか?
人も植物も、動物も土壌も一つの命と言う風に見た時に、不要なものが入り込めばバランスを崩し、病気や不具合を生じます。
必要なものが必要な分だけあるとバランスを整え、外的要因に強い状態を作ります。
森を見た時、そこに誰かが肥料をまているでしょうか?
誰かが農薬を散布しているでしょうか?
何もしなくてもそこに毎年青々とした木々や草花が育っています。
近年持続可能な農業のカタチが問われる社会となってまいりました。
肥料への見方も大きく変化し始めています。
大量生産の為に何かを犠牲にする時代は終わったと思います。
有機肥料と言えど、肥料です。肥やす為の材料と言う事です。
我々は、化成肥料も有機肥料も、肥料と言う同じ人間の都合の為に投じる材料だと考えております。
肥料は必要ない。そんな農業で、安定的な収穫量を生産する技術の確立を目指して取り組んでおります。
従いまして、よく無農薬ですか?と問われることがありますが、弊社は違います。
肥料を断ち、余分な成分を入れこまない事でバランスを健全化させていく、人間で言ったらいわば断食、つまりファスティングを土壌や食物に行っていくイメージです。
もし、健全なバランスを保つことが出来れば、病気にも強く元気な作物や土壌になると思うのです。
(有)川原農産は目指します。健全なバランスの取れた生産物を供給し続けられる農業を。
(有)川原農産は、販売の分野において、新しい市場開拓を行い挑戦して参ります。
これからの新しい市場とは、多くの仲間と作り上げる市場です。
ここにHPを構えECサイトを運営する時代は終わりました。
大手ECモールに出店するという事も手数料や条件に阻まれた限界があり、我々のような零細企業ではのし上がる事は至難の業です。
新しい市場とは、異業種の事業者と共に作り上げるお客様や情報をシェアし、共に三方良しになる市場です。
同じ意識、方向性を持つ人達で作り上げることで、景気に左右されず健全な取引がなされます。
我々がそこに関与して、一緒に市場作りをしていく意味とは、製造活動や販売活動の単粗化。つまりは時間や包装などを短縮・圧縮する事でのコストカット。
より生産に時間を割くことが出来る環境づくりです。
そして、より高品質な商品をよりお値打ちな価格でお届けするシステムを構築する事で、お客様の得につながります。
(有)川原農産は、この2本の柱を軸として2021年邁進してまいります。
ご利用いただくお客様には、いつも買えないという不便をおかけしてしまうかもしれませんが、私だけが買える商品私だけが使えるサービスと言った形で、関わるお客様にオトクを感じていただける取り組みをしてまいります。
今後ともよろしくお願いします!
気付きと発見
5年ほど続けている、無施肥栽培。
今年は少量施肥による栽培も織り交ぜた形で展開。
その中で、昨今気づいたことが、取り組んでいるのは作物たちの体質改善。
人間でも体質改善のために取り組むファスティング(断食)。
川原農産が取り組んでいるのは、まさに作物たちのファスティングでした。
今年、春先は天気が良く雨がほとんど降らない状況下。
冬場も雪がほとんど降らず、水不足を心配するほどでした。
7月に入り、梅雨入りとともに長雨の季節となり、日照は減りました。
しかし、川原農産が取り組んだ無施肥・少量施肥の田んぼたちの稲は、
株をしっかりと張って、葉色をどんどん上げていくという、
見ていてとても力強く頼もしい状況です。
収穫してみないとわかりませんが、おそらく私どもの稲たちは大丈夫です。
近隣の雑草にはイモチ病が出ていても、圃場内の稲には全くその気配がありません。
体質改善し、自己免疫を高めていると私は仮説します。
今年の川原農産の稲は、いつにもまして面白いメッセージを私たちに送り続けてくれています。
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